なぜ犯罪が無くならないのか?
2017.05.26.
CATEGORY |
FROM | 連合会
こんにちは、防犯アドバイザーの青山です。
今回は、世界的に見ても治安が良いと言われる日本で、なぜ犯罪が増え続けるのか?
を、解りやすくご説明します。
☆全国で仕事が出来る職業
地方の無施錠の家って 今や犯罪被害予備軍地域だという事を認識下さい。
全国著名都市では毎日合計数千件以上のセキュリティシステムを導入しています。
その度に、犯罪被害地域は小さな波紋から次第に大きな波紋になり拡がり続けています。
だから、日本の捕まり難い地域を探し出し、出張の如くに出向いて行き犯罪を繰り返す、
全国区で活躍出来る、悪の職業となっているのです。
☆ 犯罪はリスク回避が容易
犯罪はハイリスク・ハイリターンではなく、ローリスク・ハイリターンを現実化する
事が容易にできます。
例えば、東京近郊で朝5時に盗難品の受け渡しをするのならば高速を時速100キロで
走行すると、夜中の12時から1時の侵入犯罪多発時間に犯行に及び、明け方6時迄に
闇ブローカーに売り捌くと考えれば、半径500キロ圏内は十分に犯罪地域になります。
それに加え、外国人が絡む犯罪は、東京・大阪・名古屋・広島・仙台・北海道・九州の
商業船舶の乗り入れが可能な港があれば成立します。
以上を考えると、ローリスク・ハイリターンを実現する為の今後の犯罪地域は、
『高単価の商品が盗み易い・半径500km以内に盗難品を売りさばける闇業者』
が存在する防犯対策に疎い地域と成るのが当然です。
☆商品の流通先と外国人犯罪の急増
窃盗商品や重機・車両・重量物や大きな機械・工具等はバラして鉄くず貨物船で、
海外商品・工具等は、国内マーケット(○○オークション)で簡単に売り捌けます。
おまけに『Made in japan 』商品は全世界10%高で取引されていますので、
遠路異国からやってくる犯罪者は警戒心が乏しい日本をターゲットにします。
それに、出会い頭に家人に見つかれば、殺傷しても次の日に密航船で国に戻れば、
警察の追及も出来なくなり、まず捕まる事はありません。
☆犯罪実行犯の現状
かなり以前から全世界で暗躍する大犯罪組織があります。
そして、各国々のギャング・暴力団・マフィア・ゲリラ・武力集団等と密着し、
国々の若年層や職に就けない者を利用して犯罪を繰り返しています。
仮に、その者捕まったとしても、その上のリーダー挌の名前ぐらいしか
教えて貰えてないので、最下層の人物しか捕まりません。
故に、犯罪は世界レベルで取り締まらなければ絶対に無くなる事はないのです。